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【駒沢の気になる看板! 500文字レポ】試し履きは毛皮の上⁉︎駒沢・深沢の幼稚園から小・中学生の子どもたちみんなが通う「いちかわ洋品店」

駒沢の街で気になった看板のお店を尋ね、勝手にいいとこレポをするシリーズ。第一回目は「いちかわ洋品店」です。

「標準体育服装/学生服販売店」という黄色い看板が目に入ったこのお店は、駒沢エリアの小学校と中学校の指定の学校用品を販売している「いちかわ洋品店」です。実はこのお店、小学生たちが毛皮の上で上履きを試し履きできると、ちょっとした噂になっていました。毛皮ってどういうこと⁉︎ と、レトロな佇まいが素敵な店内に入ると、迎えてくれたのは市川武史さんです。

気になる看板はこちら。駒沢・深沢の小中学校が名を連ねる。
オシャレな風貌の市川武史さん。駒沢育ち。

もともとご両親が営んでいたという「いちかわ洋品店」。服のことを学ぼうとEDWINで6年間経験を積んだのち、武史さんがお店を引き継いだそう。セレクトショップのようなオシャレな雰囲気が漂う店内にはピシッと制服や上履きが並んでいて、小学生と中学生たちが制服や体操着の試着をしにお店にやってくる。噂の毛皮も見せてもらった。

これが噂の毛皮!牛の皮だそうで、みんなこの上で上履きを試着してサイズ合わせ。大人でもなかなかできない豪華な体験だ。
スクールバックや制服がずらりと並ぶ。
サイズ別に並んだ指定の上履きたち。

新学期がはじまる春の繁忙期には、家で飼っているワンちゃん2匹も連れてきて一緒に店番をするそう。子どもたちの中には、ワンちゃんに会いにだけくる子もいるんだとか。さらにいちかわ洋品店のおもしろいところは、お店が入っている建物全体を所有しているところ。隣はアメカジを取り扱っているメンズアパレルショップ「water」、2階は学校に行きづらい子どもたちが通う寺小屋になっている。寺小屋は武史さんのお姉さんが40年近く運営しているそう。

ついでに、信州の野菜の販売もしている。ここまで来ると、学用品、メンズセレクトショップ、寺子屋、野菜ともはや街のよろずや⁉︎  とにかくカッコイイ。

いちかわ洋品店の隣が「water」、2階が寺小屋。
「Water」の店内。いちかわ洋品店とともに、武史さんが店頭に立っている。

まだまだ掘ればおもしろいお話が聞けそうな「いちかわ洋品店」とこのおしゃれな建物。これは改めてお話をじっくりお伺いしようと、こもれび編集部は思ったのでした。続報にこうご期待です!

いちかわ洋品店

住所:〒158-0081 世田谷区深沢5-5-18
営業時間:10:00〜19:00
定休日:こちらをご確認ください
電話番号:03-3702-6807

みなさんも、気になる看板のお店をぜひレポしてみませんか?
「この店のレポートをしたい!」という方は、ぜひ「こもれび編集部」までコンタクトください。
こもれび編集部:comorevimagazine@gmail.com

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