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どんなネジも揃う! 困ったときは駒沢・ネジ専門店『ネジの永井』へ。全国から問い合わせも。【駒沢エリア・噂の名店取材③】

駒沢の街で気になった看板のお店を訪ね、勝手にいいとこレポをするシリーズ。第3回目は、上馬にある「ネジの永井」です。

素材や名称、サイズはもちろん、写真もラベルにあるのでわかりやすい。
引き出しの中は小分けになっておりお客さんがすぐ選べるように整理されている。ネジは1本から購入可。

数万点のネジが所狭しとならぶ圧巻の店内! あらゆるネジが集結。

駒留陸橋交差点からすぐの環七沿いに、一度見たら忘れられない「ネジの永井」と書かれた大きな赤い看板。「半径1メートル以内にネジを使っていないものはない」と言われるほど、ネジは私たちの生活に欠かせない存在です。 

2代目店主の永井耕太郎さんがこのお店を継いだ30年前、「コンビニのように、誰もが分かりやすいネジ屋にしよう」と決めたといいます。

「自動ドアにして入りやすく、お客さんが自分で見てレジに持って来られる配置を考えて、自由に見て回れるようにしようと考えたんです」

店内だけでも5、6万点がならぶ。全国のネジ屋さんを知っている仕入れ先の方からは、「日本一ですね」と言われたそう。
棚も自分で切って、ネジを使って自作。「一番いいのは、自分のとこに売っているネジを組み合わせて棚を自作できるところ」と永井さん。

ネジがあるから形になる。「ネジの楽しさを、伝えたい」

「ほとんどのものはネジを使ってできています。ネジはありとあらゆるところで使われている身近なものなんだということをみなさんに知ってもらいたいですね」

外から見えるディスプレイには、ネジでできた動物のオブジェやピアスなどがならんでいます。
「小さなお子さんが店の前を通るたびに、みんな夢中になってショーウィンドウを見ていくから、いつも自動ドアが開いちゃうんですよ(笑)」

土曜日もやっているので、親子連れも訪れる。ネジでできた動物も子どもたちに大人気。
無駄のないシンプルな形のネジは、そのままピアスにしても素敵。

今までもさまざまな修理の相談を受けてきたといいます。たくさんのネジの中から、「これ!」という1本を見つけ出し、お客さんの困りごとを解決してくれる永井さんのもとには、全国から連絡が来るほど!

「大体のものはすぐにお出しできるよう配置されてるんです。私はここで生まれ育ったので、知らず知らずのうちにネジの名前を覚えていましたね。ネジ好きのお子さんやネジが好きという方も何人か来てくれましたが、ぜひ、そういう方がお店で働いてくれたらうれしいですね」

北海道から注文が入ったという、大木を伐採する空師が、木に登る時の足がかりとして使う長くて太いネジ。

ネジのことなら、永井さんにおまかせを。困った時はもちろん、何でも相談できるお店が駒沢にあるとは、なんて心強いんでしょう。ネジの奥深い世界、一度、のぞいてみては?

ネジの永井
住所:〒154-0011 世田谷区上馬4-35-14

営業時間:月〜金9:00~17:00、土10:00~16:00

定休日:日曜、祝日

電話番号:03-3424-0626
Web:https://nejinonagai.net/

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