【駒澤大学 春のオープンキャンパス】3月15日(土)、16(日)に開催!授業体験、学食。大学生に近づくチャンス!
- 駒澤大学

駒沢在住のバイオリニスト・内山ふみさんがしみん先生となり、友人で駒沢在住のチェリスト・郷田祐美子さんと共に親子向けの「駒沢こもれび音楽会」を2月に開催しました。スタジオには、家族連れの約50名が参加。親子で生演奏に耳を傾けたり、楽器体験をしたりと、音楽の魅力を存分に味わいました。内山さんは、“高嶋ちさ子 12人のバイオリニスト”の元メンバーとしても活躍した演奏家です!
しみん先生とは?
駒沢こもれびプロジェクトで自分の持っている小さなスキルを、思いと志を持って地域の人に還元していく先生のことです。
音楽会のはじまりは、バイオリンとチェロの音色で動物の鳴き声や救急車・消防車の音を再現するユニークな演奏から。子どもたちは街や公園で聴いていた音が楽器から奏でられることに驚き、ぐっと引き込まれます。その後は童謡メドレーやおなじみのアニメソングなど、親子で楽しめるプログラム構成。
続いては、鈴やエッグシェーカー、太鼓、マラカスなどの打楽器を参加者も一緒に演奏するにぎやかな時間です。子どもたちがそれぞれに好きな楽器を選び、内山さんと郷田さんの演奏やリズムに合わせて鳴らす合奏体験を。
会場にはラグマットが敷かれ、ハイハイの幼児も小学生もそれぞれに楽しめるアットホームな音楽会となりました。
「ちゃんと聞けるかなと心配しましたが、リズムに合わせて手を叩いたり、体を揺らしたりしていて、とても良い経験になりました」
「育児中は音楽会に行く時間がなかったので、子どもと一緒に聴けてとても癒されました。感動で思わずジーンとしてしまいました」
「チェロを演奏してみたかった夢が叶いました。楽器にさわれてうれしかったです。習ってみようかな」
内山さんがバイオリンを始めたのは6歳のころ。運動が大好きだった内山さんですが、鉄棒から降りた際に腕を骨折。リハビリの一環として、音楽教師をしていたお母さまにバイオリンをすすめられたそうです。
「今、習い事をしている子どもたちってたくさんいますよね。親になってみると、子どもの習い事は親子ともに大変だなと感じます。目の前のレッスンも大事ですが、音楽に関して言えば、リズムをとってワクワクするとか、別の楽器に触れて驚くとか、いろいろなものと出合ってほしい。だから今日のような体験できる音楽会を続けていきたいと思っているんです」と、内山さんはお母さんとしての顔も見せてくれました。
ちなみに、小学生の息子さん2人もバイオリンを習っていますが、内山さん自身は教えていないとのこと。
午前・午後と、子どもから大人までが音楽と親しんだ一日。聴くだけでなく、親子で一緒に奏でる楽しさを味わえる貴重な時間となりました。今後、どんな音楽会が駒沢で広がっていくのでしょう。
桐朋学園大学音楽学部演奏学科卒業。ロイヤルチェンバーオーケストラのヨーロッパツアーに参加し、イタリアなど四カ国六都市をまわる。高嶋ちさ子「12人のヴァイオリニスト」元メンバー。「題名のない音楽会」「NHK紅白歌合戦」などTV出演多数。TVドラマ「ブザービート」の莉子役(北川景子)の演奏指導及び吹き替え演奏を担当。現在はミュージカルをはじめ、オーケストラ、室内楽など幅広く活動している。地域での演奏活動にも力を入れ「親子で楽しむ体験型コンサート」を開催するほか施設訪問のコンサートも積極的に行っている。玉川学園オーケストラのヴァイオリンコーチを務める。
国立音楽大学を卒業。桐朋学園研究科修了。 プロオーケストラ、ミュージカル、室内楽、レコーディング、イベント、ライブ、TV、ストリグスアレンジ等、幅広く活動している。 2012年に クラシックと書き下ろしpopsの多ジャンルのソロアルバム『First – the 10 moments with the cello -』を発売。 2015年に、セカンドアルバム『Yumiko Goda’s Second Album』を発売。 国立音楽大学元非常勤講師。
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