「タイカリー ピキヌー」ファン続出!?いちど食べると病みつきになる・駒沢のカレーといえば【駒沢エリア・噂の名店取材⑤】
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駒沢に住んでいる人が、自分の得意なこと・できることを同じく駒沢に住んでいる人に教える「しみん先生」になる企画。今回は薬膳教室主宰をするKYOKOさんが「しみん先生」となり、「せたがやそだち®︎を使った初冬の薬膳」と題して、ふだんの生活に簡単に薬膳を取り入れる料理教室が11月10日(日)に開催されました。
しみん先生とは?
駒沢こもれびプロジェクトで自分の持っている小さなスキルを、思いと志を持って地域の人に還元していく先生のことです。
KYOKOさんが「しみん先生」に手を挙げたのは、「せたがやそだち®︎」と呼ばれる世田谷産の野菜の存在を知ったことがきっかけでした。
「いつか『せたがやそだち®︎』を主役にした講座を開きたいと考えていました。地域にお住まいの方々に地元の新鮮で安心な野菜のことを知っていただき、みなさんの暮らしに役立つ薬膳の基礎について伝えたいと考えたんです」
せたがやそだち®︎とは?
世田谷区の農地は、東京23区内で2番目の規模で、世田谷区の農産物は、旬の野菜や果実、季節の花など多岐にわたっています。https://www.city.setagaya.lg.jp/01003/5056.html
管理栄養士として長年働いていたKYOKOさん。40代の頃、体じゅうに湿疹ができてしまい、どんな薬を試しても一向によくならなかったといいます。そこで、食事法を変えてみようと薬膳を学び始めたら、徐々に体調が戻っていったという自身の経験から、もともと持っていた管理栄養士としての知識と薬膳の知識を掛け合わせて情報発信をしています。
「薬膳と聞くと難しいと思う方も多いかもしれません。でも、例えば、冷え、乾燥など誰もが抱えるちょっとした体の悩みや不調を、スーパーで手に入る食材を使って日々の食生活から変えていくことが可能なんですよ」
薬膳とは?
2千年の歴史をもつ中国の伝統医学である中医学に基づき、人が健康に生きるために、さまざまな効能を持つ食材・中薬などを組み合わせ、個々人の体質や環境に合わせた食生活を提案するものです。
「秋から冬への季節の変わり目は、気温の変化や乾燥など、体への負担が大きくなる時期。薬膳の知識をプラスすることで、この時期特有の不調を未然に防ぎ、健康的な冬を迎えられる体づくりに役立つメニューを考えました」
最初は、薬膳の考え方についての講座から。メニューに使われている食材がどんな効能を持っているのかなどをレクチャー。そのあと、こもれびスタジオ内にあるキッチンでKYOKO先生が薬膳料理を実際にデモンストレーション! 参加者との活発なやりとりが行われました。
参加者からは「ふだんから使っている食材にも、身体を温める/冷ますなどの効果があることを知っているといないとでは、まったく違ってくることがわかりました」という声や「子どもたちの食のことで悩んでいたので、今回教えてもらったことが目からウロコで楽しかったです」といううれしい声も。
「みなさんからたくさんの質問をいただき、普段から食事や健康のことに気を配っていらっしゃることがよく伝わってきました。初めて顔を合わせた参加者同士が、食事を通じて会話を楽しまれている様子を見て、講座がコミュニティの場としての役割を担えていることが感じられ、とてもうれしかったです」
身近な食材で始める食養生。この冬、暮らしの中に取り入れてみませんか?
駒沢こもれびプロジェクトには、いろんな活動があります。「自分にもこんなことができる!」という方や、「自分も何かしたい!」という方は、ぜひ一度こもれびスタジオに遊びにきてください。みなさんで駒沢をよりおもしろく、楽しくしていきましょう。気になる方は、ぜひLINEのお友達登録から!
KYOKOさんに、駒沢エリアで何かしてほしい! 企画しているイベントでレクチャーしてもらえないかな? という方は、下のボタンをクリックしてください。
食と健康に関わる仕事、管理栄養士としてメニュー開発、特定保健指導、専門学校や料理教室の講師、フードコーディネーターとして活動。
40代で全身の湿疹に悩まされ、治療のための薬の副作用により一時味覚障害になったことを機に薬膳を学ぶ。現在は、栄養アドバイザー、レシピクリエイター、
薬膳教室主宰として活動する傍ら、食品メーカーにも所属するパラレルワーカーでもある。女性の悩みに対する個別カウンセリングも行っている。