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参加者募集中|”駒沢の生活史”プロジェクトの「聞き手」になりませんか?

期間
2024.6.20 (木)まで

社会学者で作家の岸政彦さんたちが書籍『東京の生活史』で試みた、たくさんの人々が聞き、たくさんの人々が語る生活史のプロジェクトを、世田谷区の“駒沢”で実施します。

「生活史」は一個人の生きた歴史で、郷土史とは異なります。ある人が、どのように生まれ育ち、周囲とかかわりながら、そこでどう生きてきたかを聞き、文章にして、同じ時代を生きる人々と共有します。

駒沢では、その生活史づくりを100名ほどの方々と実現したいと考えています。それぞれ一人づつ駒沢界隈の話し手を選び、聞かせてもらった話を「駒沢の生活史」としてウェブサイトに公開してゆくこのプロジェクトは、駒沢大学駅前にオープン予定の商業ビルに関連した取り組みの一つとして実施されます。

アイデアや形式やタイトルは、筑摩書房および岸政彦さんの了解をいただいて、同じようになぞらえます。違うところは、
・出版を目的としていない
・ファシリテーターを西村佳哲がつとめる
・“駒沢”という小さな街を対象にする
ことです。

駒沢大学駅や駒沢公園を中心とした、約10万人が暮らす街の、約100名の人生の一部をわかち合います。
街に「店員」も「通行人」もいない。一人ひとりが、職業や俗称では語り得ない個別の人生を生きています。そして、あの店の人、通りを歩くあの人が、昨日読んだあの人かもしれない。

聞き手であれ、話し手であれ、読む人たちであれ、「駒沢の生活史」プロジェクトを通じて、街の見え方や感じ方が少し変わることがあるといい。別の街で暮らしている人より、この街の人同士が読むからより面白い。“小さな街の生活史のかたまり”を、一緒につくってみたいと思います。

詳細はこちらから
https://komazawa-comorevi.com/magazine/seikatsushi/